中学受験を早い段階から考え、準備をはじめるご家庭が増えているのをご存知ですか?日本で中学受験を経験する子どもたちの数は8年連続で上昇しており、首都圏においては実に7人に1人の子どもが中学受験を経験しているというデータもあります。
中学受験を経験する子どもの数がこんなにも増えている理由には、何があるのでしょうか?それにはまず「ゆとり教育」の影響が考えられます。台数の面積の求め方などの公式を省いたり、円周率を「およそ3」と教えたりなど、公立の小中学校における学力低下は私たち日本人の間に長年波紋を広げてきました。いくら学習塾に通わせて穴を埋めたとしても、長い間「ゆとり教育」に埋もれていた子どもたちが突然、高校受験や大学受験という修羅場を目の当たりにすれば、誰だって戸惑うのは目に見えています。そこで、中学生のうちから私立に通わせ、高校受験や大学受験で有利にさせてあげたいという動きが出はじめたのです。
中学受験を経験する子どもの数が増えた理由として、2つ目に挙げられるのが「大切な時期にある子どもに安定した環境を与えてあげたい」という親心です。私立中学など大学付属の中学であればほとんどの学校が中高一貫校ですし、中には大学まで内部推薦で進学可能なところもあります。思春期から青春期にかけての複雑な時期を、気心の知れたメンバーとずっと一緒に過ごすことができるのですから、こんなに恵まれた環境はありませんよね。
中学受験は学習面だけでなく、成長段階にあるお子さんの精神面にも良い影響を及ぼすものであることがお分かりいただけたのではないでしょうか。「まだ小学生の子どもに受験をさせるなんて可哀想」などという方もいらっしゃいますが、長い目で見れば、小学生のうちに中学受験を経験させた方が後々楽をさせてあげることができるのです。
中学受験なんて……と思っていたあなたも、ぜひ今一度よく考えてみてください。高校受験や大学受験で苦労した経験をお持ちであれば、なおさら自分の子どもには同じ思いをさせたくはないはずです。中学受験に関する知識を養い、親子で明るい春を迎えるための第一歩を踏み出してみませんか?